こんな寒空に熱帯の植物の話。

インテリアグリーンとして人気のあるモンステラ。
葉に穴が開いていたり深い切れ込みが入っていますよね。

あれ、なんでだと思います???

諸説ありますが調べてみると

●葉の強度を高めている。

(確かに葉の縁の部分がたくさんできるので葉っぱ自体を強くするだろうな。
それに風の抵抗を減らすことにもなる。
そういえばポトスだって自生しているところでは上の方の巨大化した葉は切れ込みが入るし、
風だけではなく、熱帯の地域では本当にどっしゃり雨が降るのでそれに対しても適応しているのかもしれない。)

●光を通す。

(モンステラは気根で他の植物に寄りかかりながら成長していきます。
下の葉まで光がとどくように穴が開いているとも言われていますが、どうなんだろう。
上の葉の穴や切れ込みから漏れる光でも下の葉が効率よく光合成できるのであればいいのかもしれないけど、
だとすると上の葉は随分とお人好し。
でも、寄りかかりながら成長しているモンステラは、根っこが真下にないので、
『通す』という意味では、雨水を葉の穴や切れ込みから茎やつるを伝って、根元に効率よく届けているのかもしれない。)

・・・などが通説ですが、

昔聞いた話で、人生の半分くらいの時間は信じていたのが、

●虫や動物から葉を守る説!

(虫や動物の立場からすれば、
すでに食べられた穴だらけの葉より、食べるところがいっぱいの元気な葉を選ぶ。
確かに植物の中には、食べられたり傷がついたりすると、何かの成分を出して自らを守るらしく、
それが苦いのかなんなのかわかりませんが、虫や動物が嫌がる成分なんだとか。
モンステラは『私苦いですよ』アピールしているのか???)

どれも人間の勝手な憶測ですが
そんなことをダラダラと想像するのが好き。

植物の進化の中でモンステラが選択してきた集大成をインテリアグリーンとして楽しませていただいているわけですね。

明日明後日(2/3.4)  TRANSHIPオープンです。
なかなか好い切れ込みのモンステラありますよ〜。

AK